ジョブ型雇用は若者を敗北者にする。

今回は転職してダメになる人と新卒者はどうすればいいのか?を私なりの視点で説明していきたいと思います。

その前にあなたを褒め称えたいと思います。

なぜならばあなたは素晴らしい人だからです。それは私のような、なんのインフルエンスも持たない私のnoteに自分の時間を投資しているからです。

あなたの学ぶ姿勢は本当に素晴らしいと思います。それでは参りましょう。

今回気づきのあった記事はこちらです。

20代の若手社員は他の年代より不利になります。これまで会社側が時間とお金をかけて育成した30代以降の社員と、自律学習を前提として教育機会を失った20代社員とが同じ基準で比較されるからです。
プレジデントオンライン


人材は資源であり大切な物です。そして今の時代においては、老人より若者のほうが希少価値が高いので老人<若者という不等式が成り立ちます。

例えば銅と金。

金 8,691,000円/kg
銅 1,050 円/kg   

です。金は年間約3000t取れます。に対して銅は斑岩銅鉱床という鉱石からできるのですが、その鉱石は1日数万トンから10万トン取れます。

これが希少性の違いによる値段の差です。

つまりは企業に置き換えてみると、仕事ができる人は採掘量も少なく希少価値が高いため取引相場が高い。しかし仕事ができない人は採掘しなくても向こうからくるし、希少価値が低いため取引相場が低い、ということになります。

えっ?じゃあ若者は少ないから希少性が高いから相場が上がるんじゃないの?

そうではありません。なぜなら希少性は高いが必要性が低いからです。

福山雅治のパンツは高い


例えばおっさんのパンツと若い女性のパンツで考えてみてください。どっちが消費者(いたらダメなんですけどね)にとって必要性が高いでしょうか?

おっさんのパンツも若い女性のパンツも希少性としてはどちらも同じです。だって一個体として見たらどちらも世界にひとつのものです。なのに価格は違う。なぜなら必要性が違うからです。

これが同じおっさんのパンツでも、福山雅治さんのパンツになると不等式は逆転します。なぜなら必要性が福山雅治のパンツ>若い女性のパンツになるからです。

ブルセラ好きのおっさんから見れば(例えが不潔ですみません)福山雅治のパンツ<若い女性のパンツになるかもしれませんが、一般消費者(?)から見れば福山雅治さんのパンツのほうが欲しいし価値が高いですよね?

先程の引用のおさらいです。

20代の若手社員は他の年代より不利になります。これまで会社側が時間とお金をかけて育成した30代以降の社員と、自律学習を前提として教育機会を失った20代社員とが同じ基準で比較されるからです。
プレジデントオンライン

先程の例(福山雅治さんのパンツと若い女性のパンツ)と同じ不等式なのです。つまりおっさんは希少性は低いが必要性が高いのです。

30代より上のおっさん達は経験値が違います。切り抜けてきた場数が違うのですから当たり前です。

おっさんの提供価値と若者の提供価値は、天と地ほどの差があります。

そもそも働いている時間が違いすぎるのです。毎日毎日残業してきて定時が19時、そして月月火水木金金みたいな人種と、働き方改革により働けなくなった人では経験値が違うのです。

ブラック企業を進めたり崇拝する気持ちは微塵もないですが、投資した時間はパフォーマンスとニアイコールな事実は無視できません。

すぐに仕事ができる人は若者にはいません。2年後3年後にやっと仕事ができるようになります。それは当たり前の話で、今までやってなかったことをうまくできるようになるのはそのくらいかかります。

それに対して転職者は近くの範囲での転職ならばすぐに結果を出します。それは当たり前だしそれを求められています。逆にすぐに結果が出なければ周りがやんわりと「あれ?」という空気を醸し出していきます。

それに当てられて退職してしまう人が多いです。しかし結果を出す人は本当に一年くらいで次のステップ(管理職など)に移ります。

その差分はもちろん経験値です。それ以外にはありません。経験値は経験"知"です。

それ以外では今までの人間関係も含められます。同じ業界内で働いていた場合
「〜〜って会社知ってる?」
「はい。連絡とってみましょうか?」
なんて話もできます。

若者のアドバンテージは若さ、つまりは「投資できる時間」だけなのです。これでどうやって経験知に勝てるのでしょうか?

「若さゆえの新しい着眼点」などというのは幻想であり、まやかしです。新しい着眼点とは今までの集積からしか生まれません。

では若者はどうすればいいのか?

そう。時間を投資するしかないのです。自分の持てる時間をベットするのです。あなたの人生の時間を投資するしかないのです。

若いから必要とされるのは肉体労働ぐらいです。それですら力を使わずにできるようになっていくのです。経験知によって。

造船所で私が働いていた時、六十過ぎたおっさんが、18歳の若者よりも重い物を持って動いていました。そして技術も上でした。他にも普段は手が震えているおじさんも溶接になるとピタッと震えが止まるのです。(なぜ震えているのかは知りません)

これは体の動かし方、力の入れ方の経験知によるものです。この点ですら勝てない若者は何をすればいいのか?

それは経験値を貯めるだけです。

RPGだって最初はスライムを倒していきますよね?それで装備品に投資をしてレベルを上げて強くなるのです。そこに時間を使わずに勝つ方法はチートや攻略本だけです。

では人生の攻略本はあるのか?

あります。それは色々な書籍です。そこでいきなり孫子マキャベリ君主論を読まないでください。挫折します。

まずは

人事屋が書いた経理の本 

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ここから会社のお金の流れを理解してから、他の経営の本を見たほうが、全体としての視点を得られます。是非。

次は転職してダメになってしまう人へ。まずは転職先の会社を理解することです。それは自分の理解していたものを理解していないとみなすことです。「前の会社はこうだった。」を絶対にしてはいけない。

それはシステムとしてうまく組み込まなければなりません。ダメなところをダメと指摘して聞くような度量のある人はそういません。

ですからまずは染まりましょう。

そしてもう一点転職してダメになる人の共通点があります。それは自分の理解したことを抽象化できていないのです。

具体的にはわかっているけど、抽象化できていないから言語化もシステム化もできない。つまり汎用性がないのです。

汎用性をどう作るか?

それは抽象化です。

例えば私は以前音楽を作っていた時(歌手のために後ろの音楽を作っていました。簡単にいうとカラオケですね。)その時に大事だったのは歌手の居場所を作ることです。

そのインスト自体はよくても歌手がどこにいればいいのか、音域はどのくらいで歌えばいいのか?(例えばドレミファソラシドならファとソの音域をあえて使わずにちょっとスカスカにするのです。)がわからなければそれは良い音楽にはならないのです。

そこで学んだのはどんなにいい物でも、メインが輝ける場所を作っていないものは選ばれないのです。これはマネジメントに生きています。

つまりどんなに良い環境を作ってもそこで働く人が輝けない、どこにいていいかわからない組織には価値がないし、人はいたくないのです。

これが抽象化です。その具体例から本質を摘出して抽象化する。それが汎用性なのです。

「具体⇄抽象」トレーニング 思考力が飛躍的にアップする29問 (PHPビジネス新書) 


是非一度読んでみてください。これがきっとあなたの攻略本になるでしょう。

それでは、また、水曜日に。

あどりでした。

《もし素晴らしいあなたが「気づきがあった!」「別に知っているけど面白かった!」という場合にはスキやコメントまたはシェアしていただけると幸いです。それでは!》

 

ジョブ型雇用は若者を敗北者にする。

今回は転職してダメになる人と新卒者はどうすればいいのか?を私なりの視点で説明していきたいと思います。

その前にあなたを褒め称えたいと思います。

なぜならばあなたは素晴らしい人だからです。それは私のような、なんのインフルエンスも持たない私のnoteに自分の時間を投資しているからです。

あなたの学ぶ姿勢は本当に素晴らしいと思います。それでは参りましょう。

今回気づきのあった記事はこちらです。

20代の若手社員は他の年代より不利になります。これまで会社側が時間とお金をかけて育成した30代以降の社員と、自律学習を前提として教育機会を失った20代社員とが同じ基準で比較されるからです。
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人材は資源であり大切な物です。そして今の時代においては、老人より若者のほうが希少価値が高いので老人<若者という不等式が成り立ちます。

例えば銅と金。

金 8,691,000円/kg
銅 1,050 円/kg   

です。金は年間約3000t取れます。に対して銅は斑岩銅鉱床という鉱石からできるのですが、その鉱石は1日数万トンから10万トン取れます。

これが希少性の違いによる値段の差です。

つまりは企業に置き換えてみると、仕事ができる人は採掘量も少なく希少価値が高いため取引相場が高い。しかし仕事ができない人は採掘しなくても向こうからくるし、希少価値が低いため取引相場が低い、ということになります。

えっ?じゃあ若者は少ないから希少性が高いから相場が上がるんじゃないの?

そうではありません。なぜなら希少性は高いが必要性が低いからです。

福山雅治のパンツは高い


例えばおっさんのパンツと若い女性のパンツで考えてみてください。どっちが消費者(いたらダメなんですけどね)にとって必要性が高いでしょうか?

おっさんのパンツも若い女性のパンツも希少性としてはどちらも同じです。だって一個体として見たらどちらも世界にひとつのものです。なのに価格は違う。なぜなら必要性が違うからです。

これが同じおっさんのパンツでも、福山雅治さんのパンツになると不等式は逆転します。なぜなら必要性が福山雅治のパンツ>若い女性のパンツになるからです。

ブルセラ好きのおっさんから見れば(例えが不潔ですみません)福山雅治のパンツ<若い女性のパンツになるかもしれませんが、一般消費者(?)から見れば福山雅治さんのパンツのほうが欲しいし価値が高いですよね?

先程の引用のおさらいです。

20代の若手社員は他の年代より不利になります。これまで会社側が時間とお金をかけて育成した30代以降の社員と、自律学習を前提として教育機会を失った20代社員とが同じ基準で比較されるからです。
プレジデントオンライン

先程の例(福山雅治さんのパンツと若い女性のパンツ)と同じ不等式なのです。つまりおっさんは希少性は低いが必要性が高いのです。

30代より上のおっさん達は経験値が違います。切り抜けてきた場数が違うのですから当たり前です。

おっさんの提供価値と若者の提供価値は、天と地ほどの差があります。

そもそも働いている時間が違いすぎるのです。毎日毎日残業してきて定時が19時、そして月月火水木金金みたいな人種と、働き方改革により働けなくなった人では経験値が違うのです。

ブラック企業を進めたり崇拝する気持ちは微塵もないですが、投資した時間はパフォーマンスとニアイコールな事実は無視できません。

すぐに仕事ができる人は若者にはいません。2年後3年後にやっと仕事ができるようになります。それは当たり前の話で、今までやってなかったことをうまくできるようになるのはそのくらいかかります。

それに対して転職者は近くの範囲での転職ならばすぐに結果を出します。それは当たり前だしそれを求められています。逆にすぐに結果が出なければ周りがやんわりと「あれ?」という空気を醸し出していきます。

それに当てられて退職してしまう人が多いです。しかし結果を出す人は本当に一年くらいで次のステップ(管理職など)に移ります。

その差分はもちろん経験値です。それ以外にはありません。経験値は経験"知"です。

それ以外では今までの人間関係も含められます。同じ業界内で働いていた場合
「〜〜って会社知ってる?」
「はい。連絡とってみましょうか?」
なんて話もできます。

若者のアドバンテージは若さ、つまりは「投資できる時間」だけなのです。これでどうやって経験知に勝てるのでしょうか?

「若さゆえの新しい着眼点」などというのは幻想であり、まやかしです。新しい着眼点とは今までの集積からしか生まれません。

では若者はどうすればいいのか?

そう。時間を投資するしかないのです。自分の持てる時間をベットするのです。あなたの人生の時間を投資するしかないのです。

若いから必要とされるのは肉体労働ぐらいです。それですら力を使わずにできるようになっていくのです。経験知によって。

造船所で私が働いていた時、六十過ぎたおっさんが、18歳の若者よりも重い物を持って動いていました。そして技術も上でした。他にも普段は手が震えているおじさんも溶接になるとピタッと震えが止まるのです。(なぜ震えているのかは知りません)

これは体の動かし方、力の入れ方の経験知によるものです。この点ですら勝てない若者は何をすればいいのか?

それは経験値を貯めるだけです。

RPGだって最初はスライムを倒していきますよね?それで装備品に投資をしてレベルを上げて強くなるのです。そこに時間を使わずに勝つ方法はチートや攻略本だけです。

では人生の攻略本はあるのか?

あります。それは色々な書籍です。そこでいきなり孫子マキャベリ君主論を読まないでください。挫折します。

まずは

人事屋が書いた経理の本 

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ここから会社のお金の流れを理解してから、他の経営の本を見たほうが、全体としての視点を得られます。是非。

次は転職してダメになってしまう人へ。まずは転職先の会社を理解することです。それは自分の理解していたものを理解していないとみなすことです。「前の会社はこうだった。」を絶対にしてはいけない。

それはシステムとしてうまく組み込まなければなりません。ダメなところをダメと指摘して聞くような度量のある人はそういません。

ですからまずは染まりましょう。

そしてもう一点転職してダメになる人の共通点があります。それは自分の理解したことを抽象化できていないのです。

具体的にはわかっているけど、抽象化できていないから言語化もシステム化もできない。つまり汎用性がないのです。

汎用性をどう作るか?

それは抽象化です。

例えば私は以前音楽を作っていた時(歌手のために後ろの音楽を作っていました。簡単にいうとカラオケですね。)その時に大事だったのは歌手の居場所を作ることです。

そのインスト自体はよくても歌手がどこにいればいいのか、音域はどのくらいで歌えばいいのか?(例えばドレミファソラシドならファとソの音域をあえて使わずにちょっとスカスカにするのです。)がわからなければそれは良い音楽にはならないのです。

そこで学んだのはどんなにいい物でも、メインが輝ける場所を作っていないものは選ばれないのです。これはマネジメントに生きています。

つまりどんなに良い環境を作ってもそこで働く人が輝けない、どこにいていいかわからない組織には価値がないし、人はいたくないのです。

これが抽象化です。その具体例から本質を摘出して抽象化する。それが汎用性なのです。

「具体⇄抽象」トレーニング 思考力が飛躍的にアップする29問 (PHPビジネス新書) 


是非一度読んでみてください。これがきっとあなたの攻略本になるでしょう。

それでは、また、水曜日に。

あどりでした。

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